2026.07.13

ビジネスフォン主装置とは?役割・価格相場・PBX・クラウドPBXとの違いを専門家が解説

執筆:ビジフォンドットコム編集部 | 監修:間宮寛(デジタルコミュニケーションユニット)

目次

ビジネスフォン主装置(PBX・電話交換機)は、オフィス内の複数の電話機や電話回線を一元管理し、外線・内線の通話を制御する法人向け電話システムの中核を担う機器です。

「主装置とは具体的に何?」「PBXやクラウドPBXと何が違うの?」「自社に最適な主装置の選び方がわからない」といったお悩みはありませんか。主装置の性能は、通話の品質や業務効率だけでなく、将来の事業拡大や運用コストにも直結するため、導入前の正しい理解が不可欠です。

この記事では、2026年最新の情報に基づき、ビジネスフォン主装置の役割や仕組み、各方式の違い、価格相場、失敗しない選び方のポイントを専門家が解説します。

この記事を読むことで、以下の点が明確になります。

  • ビジネスフォン主装置の役割と仕組み
  • PBX・IP-PBX・クラウドPBXの違いと選び方
  • 主装置の価格相場と導入費用の目安

結論として、自社に最適な主装置を選ぶには、現在の利用人数や必要な機能だけでなく、将来的な増設や拠点展開、保守体制、運用コストまで含めた総所有コスト(TCO)で比較・検討することが重要です。

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ビジネスフォン主装置とは?5分でわかる要点まとめ

ビジネスフォンの主装置(PBX・電話交換機)は、複数の電話機や電話回線を制御し、外線・内線・着信転送などを一元管理する法人向け電話システムの中核機器です。主装置の性能や収容能力は、通話品質や業務効率だけでなく、将来の拡張性や運用コストにも大きく影響します。自社の事業規模や働き方、将来の運用計画に合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。

  • ビジネスフォン主装置(PBX)とは:複数の電話機と電話回線を制御し、外線・内線・転送などを一元管理する電話システムの中核機器です。
  • オンプレミス型とクラウドPBXの違い:主装置をオフィスに設置する「オンプレミス型」はカスタマイズ性に優れます。一方、クラウド上で機能を提供する「クラウドPBX」は初期費用を抑えやすく、リモートワークにも柔軟に対応できます。
  • 選び方のポイント:現在の利用人数だけでなく、将来の拡張性や保守費用を含めた**総所有コスト(TCO)**で比較することが、長期的なコスト削減と業務効率化につながります。

【参考サイト】https://www.kddi-bizedge.com/magazine/241001100002/

ビジネスフォン主装置の基本|役割と仕組みを徹底解説

ビジネスフォン主装置(PBX・電話交換機)は、複数の電話回線や電話機を制御し、外線・内線・着信転送などを一元管理する法人向け電話システムの中核機器です。これにより、複数の電話機での外線共有や内線通話、保留・転送などが利用可能になります。

そもそもビジネスフォン主装置とは?電話システム全体を管理する中核機器

ビジネスフォン(ビジネスホン)の仕組みを理解するうえで、**主装置(PBX・電話交換機)**は欠かせない存在です。主装置は、複数の電話機や電話回線を制御・管理し、オフィス全体の電話システムを統括する役割を担っています。

主装置がなければ、各電話機は独立して動作するため、内線通話や保留転送、代表番号への着信振り分けといった、企業の電話業務に必須の機能は利用できません。

主装置の2つの重要な役割|外線・内線を制御し、電話業務を効率化

主装置の役割は、大きく分けて次の2つです。

  1. 外線を適切な担当者へ振り分けること 代表番号への着信を部署や担当者へ転送したり、複数の電話機で外線を共有したりすることで、電話の取りこぼしを防ぎ、顧客対応の品質向上に貢献します。

  2. 内線環境を構築し、社内コミュニケーションを円滑にすること 社員同士が内線で無料通話できるため、電話取次ぎや情報共有がスムーズになります。保留・転送機能も活用でき、業務全体の生産性向上が期待できます。

主装置を構成する「ユニット」とは?機能拡張・増設を支える仕組み

主装置の内部には、外線ユニット・内線ユニット・電源ユニットなど、用途に応じた複数のユニットが搭載されています。

必要に応じてユニットを追加・交換することで、電話機の増設、外線・内線数の拡張、IP電話への対応、その他業務に必要な機能の追加などが可能です。

企業の成長や組織変更に合わせて柔軟に拡張できる点は、オンプレミス型主装置の大きなメリットです。導入時には将来の増設も見据えた収容能力を確認することが、長期的なコスト最適化につながります。

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【違いを比較】ビジネスフォン主装置・PBX・クラウドPBXの違いとは?

ビジネスフォン主装置(PBX)とクラウドPBXは、設置場所、導入コスト、運用方法、拡張性に違いがあります。オンプレミス型はオフィス内に機器を設置し、クラウドPBXはインターネット経由で機能を利用するため、自社の働き方や事業計画に応じた選択が重要です.

オンプレミス型主装置とクラウドPBXの最大の違いは「設置場所」と運用方法

オンプレミス型のビジネスフォン主装置は、オフィス内に機器を設置して運用します。一方、クラウドPBXはPBX機能をクラウドサーバー上で提供するため、専用の主装置を設置する必要がありません。

この違いにより、クラウドPBXはリモートワークや複数拠点での運用、短期間での拠点開設に柔軟に対応できます。

一方で、2026年現在もオンプレミス型は自社環境で安定して運用できるため、カスタマイズ性やセキュリティを重視する企業に適しています。

主装置・PBX・クラウドPBXを対応規模・費用・拡張性で比較【比較表あり】

「PBX」は電話交換機全体の総称で、オンプレミス型主装置やクラウドPBXもその一種です。どの方式が自社に適しているかという視点で比較しましょう。

項目 オンプレミス型主装置 クラウドPBX
設置場所 オフィス内 クラウド上(設置不要)
初期費用 比較的高め 抑えやすい
月額費用 抑えやすい(保守費用は別途) 利用料が発生
リモート対応 機種や構成による 得意
拡張性 ユニット追加で対応 プラン変更で柔軟に対応
おすすめの企業 長期間利用する企業、カスタマイズ性を重視する企業 リモートワーク中心、複数拠点を持つ企業、事業拡大が早い企業

一般的に、オンプレミス型は初期費用がかかるものの月額費用を抑えやすく、クラウドPBXは初期費用を抑えられる代わりに月額利用料が発生します。導入を検討する際は、保守費用などを含めた**総所有コスト(TCO)**で比較することが重要です。

参考サイト】https://www.kddi-bizedge.com/magazine/221206125824/

ビジネスフォン主装置の基本|役割と仕組みを徹底解

「ひかりビジネスフォン」と主装置・PBXの関係とは?

「ひかりビジネスフォン」とは、ひかり電話などのIP電話サービスとビジネスフォンを組み合わせた法人向け電話システムの総称です。

オンプレミス型の主装置でも、対応ユニットを追加することでIP回線と連携できる機種が多くあります。クラウドPBXも同様にIP電話サービスを利用可能です。

「ひかりビジネスフォン」を導入する際は、利用したい回線サービスと、検討中の主装置・PBXが対応しているかを事前に確認しましょう。

失敗しないビジネスフォン主装置の選び方|導入前に確認したい3つのポイント

ビジネスフォン主装置は導入後5〜10年以上利用するため、導入費用だけでなく、将来の事業計画や運用コストまで見据えて選定することが重要です。特に「収容回線数・収容台数」「業務に必要な機能」「将来の拡張性と総所有コスト(TCO)」の3点を確認することで、導入後の失敗を防ぎやすくなります。

ポイント1|利用人数と同時通話数から「収容回線数・収容台数」を決める

2026年時点でビジネスフォン主装置を選ぶ際は、現在の従業員数だけでなく、**同時に外線を利用する人数(チャネル数)**を基準に、十分な収容能力を確保することが重要です。

電話機の台数だけで選ぶと、繁忙時間帯に外線が不足し、「電話がつながらない」といった機会損失につながる可能性があります。

また、数年以内に人員増加や拠点新設を予定している場合は、将来の増設を見据えた構成を選ぶことで、主装置の入れ替えコストを最小限に抑えられます。

ポイント2|業務に必要な機能(通話録音・IVR・スマートフォン連携・CRM/CTI連携など)を確認する

ビジネスフォン主装置は、メーカーや機種によって利用できる機能が異なります。価格だけでなく、自社の業務効率化につながる機能が備わっているかを確認しましょう。

特に導入効果が期待できる代表的な機能は次のとおりです。

  • 通話録音
  • IVR(自動音声応答)
  • スマートフォン内線化
  • CRM・CTIとの連携
  • 通話履歴管理
  • 保留・転送・グループ着信

営業部門やコールセンターでは、スマートフォンやCRMとの連携機能が、顧客対応の品質向上や業務効率化に大きく貢献します。

ポイント3|将来の拡張性・保守体制・総所有コスト(TCO)まで比較する

ビジネスフォン主装置は長期間利用する設備のため、導入時の価格だけでなく、将来発生する費用や運用負荷まで含めて比較することが重要です。

特に、従業員の増加やオフィス移転、リモートワークの拡大などの計画がある場合は、拡張性の高さを確認しておきましょう。

また、長期的なコストを比較する際は、導入費用に加えて、保守費用、ライセンス費用、増設・移設費用、運用管理にかかる工数まで含めた**総所有コスト(TCO)**で判断することが失敗しないための鍵です。

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ビジフォンドットコムによるビジネスフォン主装置の導入事例

ビジフォンドットコムは、全国の中小企業やスタートアップ企業に対し、業種や事業規模に合わせたビジネスフォン主装置の導入を支援しています。初期費用を抑えつつ将来の拡張性を確保した事例や、老朽化した電話設備を刷新し業務効率と運用コストを改善した事例があります。

事例1|【東京都・スタートアップ】初期費用を抑えながら将来の拡張性を確保

【結果】 初期費用を抑えつつ、将来の増設にも対応できる柔軟な電話環境を構築しました。

【良かった点】 スマートフォン連携機能により、外出先やリモートワーク時でも代表番号への着信にスムーズに対応できるようになりました。将来的な人員増加にも柔軟に対応できる拡張性の高いシステムを予算内で実現できた点を、高くご評価いただいています。

【詳細過程】 2023年9月8日、東京都のスタートアップ企業様より、事業拡大に伴う新しい電話環境の構築についてお電話でご相談をいただきました。課題は、将来的な人員増加を見据え、柔軟な増設が可能で、かつ初期費用を抑えられるシステムを導入したいという点でした。担当者が訪問して今後の事業計画をヒアリングし、拡張性の高いビジネスフォン主装置とスマートフォン連携機能をご提案した結果、お客様のニーズに合致し、受注確約となりました。

事例2|【福岡県・中小企業】老朽化した電話設備を刷新し、業務効率と運用コストを改善

【結果】 最新のビジネスフォン主装置へリプレイスし、業務効率の向上と運用コストの改善を実現しました。

【良かった点】 業務に不要な機能を省いたシンプルな構成にすることで、日常の電話対応がスムーズになりました。また、最新機種への入れ替えにより故障リスクが低減し、通信費や保守費用といったランニングコストの見直しにもつながりました。

【詳細過程】 2023年9月12日、福岡県の中小企業様より、長年利用していた電話設備の老朽化についてお電話でお問い合わせがありました。故障リスクの高さと保守費用の増加が課題となっていました。担当者が訪問して現在の利用状況を詳しくヒアリングし、業務に必要な機能を整理。コストと運用の両面で改善が見込める最適な最新機種への入れ替えをご提案したところ、ご評価いただき受注確約となりました。

ビジネスフォン主装置の価格相場と導入工事|費用の内訳と失敗しない選び方

ビジネスフォン主装置の導入費用は、利用人数や機能、導入方法によって大きく異なります。主装置本体価格だけでなく、設置工事費や保守費用を含めた総所有コスト(TCO)で比較することが、最適な選択につながります。

主装置本体の価格相場|新品・中古・クラウドPBXの違い

2026年現在、新品の主装置は小規模オフィス向けで10万円前後から、中規模以上や高機能モデルでは数十万円以上になることがあります。

中古品は導入費用を抑えられますが、メーカー保証や部品供給の状況を事前に確認することが重要です。

また、クラウドPBXは主装置が不要なため初期費用を抑えやすい反面、月額利用料が発生します。自社の利用期間や運用方針に応じて、オンプレミス型と比較検討するとよいでしょう。

導入時に必要な工事内容と費用の内訳

主装置を導入する際は、本体価格だけでなく、設置・設定に関する費用も発生します。

主な工事内容は次のとおりです。

  • 主装置・電話機の設置工事
  • 配線工事・電話回線の接続
  • 外線・内線番号などの初期設定
  • 動作確認・利用者向け説明

工事費用は、設置台数やオフィスの広さによって変動するため、現地調査のうえで見積もりを取得することをおすすめします。

リース・レンタル・購入はどれがおすすめ?

ビジネスフォン主装置の導入方法には、「購入」「リース」「レンタル」があります。

  • 購入:長期間利用する場合、総コストを抑えやすく、自社資産として運用できます。
  • リース:初期費用を抑え、月々の支払いで導入できるため、資金計画が立てやすい点がメリットです。
  • レンタル:短期間の利用や、一時的なオフィス開設などに適しています。

導入方法を選ぶ際は、初期費用だけでなく、保守費用や契約期間、将来の増設費用まで含めた**総所有コスト(TCO)**で比較することが重要です。

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ビジフォンドットコムは、全国の中小企業やスタートアップ企業に最適なビジネスフォンソリューションを提供しています。専門知識豊富なスタッフが、導入から運用までワンストップでサポートし、IT担当者不在でも安心して利用できる体制を整えています。

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※実際にご利用いただいたお客様の声です。

「オフィス移転を機に相談しました。社員が増えることを見越して拡張性の高い主装置を提案いただき、初期費用も想定内に収まりました。スマホ連携で外出先でも内線が取れるようになり、ビジネスチャンスを逃さなくなりました。IT担当がいなくてもスムーズに導入できて満足です。」

— 東京都・ITサービス業

「長年使った電話機が故障しがちで困っていました。ビジフォンドットコムさんは全国対応とのことで依頼。丁寧なヒアリングで、私たちの業務に必要な機能だけを盛り込んだシンプルな構成を提案してくれ、コスト削減に繋がりました。導入後のサポートも迅速で安心です。」

— 福岡県・製造業

「複数拠点間の内線通話が課題でした。拠点間を繋ぐネットワーク構築も含めて提案いただき、通信コストの大幅な削減が実現しました。操作も簡単で、社員への説明もスムーズに進みました。もっと早く相談すればよかったです。」

— 神奈川県・卸売業


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FAQ:ビジネスフォン主装置に関するよくある質問

Q1. ビジネスフォン主装置の法定耐用年数はどのくらいですか?

ビジネスフォン主装置の法定耐用年数は6年です。ただし、これは税法上の減価償却期間であり、実際の寿命とは異なります。一般的には10年〜15年程度使用できますが、メーカーの保守サポートが終了するタイミングでの買い替えが推奨されます。

参考サイト】https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/pdf/2100_01.pdf

Q2. 主装置なしでビジネスフォンは使えますか?

はい、使えます。オフィスに物理的な主装置を設置しない「クラウドPBX」という選択肢があります。2026年現在、インターネット経由で主装置と同様の機能を利用でき、初期費用を抑えながらスマートフォン連携やリモートワークにも柔軟に対応できるのが特徴です。

Q3. 5人程度の小規模オフィスでも主装置は必要ですか?

はい、必要です。2人以上で同時に外線通話をする、あるいは内線で担当者に取り次ぐといった業務がある場合、主装置がなければ対応できません。小規模オフィス向けのコンパクトで安価な主装置もありますので、業務内容に合わせて検討することをおすすめします。



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この記事の執筆者・監修者

ビジフォンドットコム編集部

執筆者:ビジフォンドットコム編集部

ビジネスフォン・クラウドPBX・法人向け電話サービスに特化した専門メディアとして、長年にわたり情報発信を続けています。これまでに累計400記事以上の専門コンテンツを企画・制作・監修し、ビジネスフォンの導入を検討する企業担当者に向けて、信頼できる情報を提供しています。

記事は、メーカー公式情報や公的機関が公開する資料などの一次情報をもとに制作し、正確性・網羅性・分かりやすさを重視。ビジネスフォンやクラウドPBXの仕組み、製品比較、導入メリット、コスト削減、業務効率化など、企業の電話環境に関する幅広いテーマを継続的に解説しています。

読者の疑問や課題を解決できる実践的なコンテンツづくりを心がけるとともに、最新の業界動向やサービス情報も反映しながら、企業が自社に最適な電話環境を選択できるようサポートしています。

間宮寛

監修者:間宮寛(デジタルコミュニケーションユニット)

ビジネスフォン業界で5年間、マーケティング担当として従事。Google広告認定資格やGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)などのGoogle系資格を保有し、デジタルマーケティングの知識と実務経験を活かした情報発信を行っています。ビジネスフォンやクラウドPBXに関するコンテンツ企画・制作に携わり、製品比較や導入メリット、コスト削減、業務効率化に関する記事を継続的に執筆。記事はメーカー公式情報や公開されている一次情報をもとに作成し、正確性と分かりやすさを重視しています。

実績:Google広告認定資格やGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)などのGoogle系資格