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わざわざ工事業者に頼んで来てもらうほどの規模ではないからです。コストもかさむのであれば、自分でやりたいという気持ちも分かります。
しかし、ビジネスフォンは家庭用電話機と違い、電話線をつなぐだけでは利用できないのです。そこで、ビジネスフォンのつなぎ方について紹介します。
ビジネスフォンは電話線を指し込むだけではつながらない!
家電量販店などで家庭用電話機を購入した場合、箱から取り出して、自宅のモジュラージャックにコードをつなぎ、電源コンセントを差し込むだけで、すぐに通話をすることができます。ビジネスフォンを導入するときに、これを同じようなイメージを持っている方は、次のことを知っておきましょう。ビジネスフォンは、家庭用電話機のように、直接モジュラージャックにコードを差し込んでも使えません。まず、主装置と呼ばれるものにつなぐ必要があるからです。
主装置とは?
主装置とは、外線と内線、もしくは、内線と内線の間をつなぐための制御を行う交換機のことです。主装置の中には、CPUや電源ユニットの他、内線ユニット、外線ユニットなどが収納されています。電話帳データや、各種設定内容を記録するデータ保存もすべてこの主装置内で行われます。つまり、私たちが「ビジネスフォン」と呼ぶのは、この主装置と各電話機を合わせたものを指すのです。
主装置をつないでみよう
では、実際、自分で主装置をつなぐとすると、どのようにつなぐことができるのでしょうか。ビジネスフォンの主装置、電話機、接続ケーブル、端子ボックスがあった場合、まずは主装置の設置場所を決めます。
接続後に使い勝手を考えて、場所を移動してもいいでしょう。電話機はデスクの上など普段利用しやすいところに置きます。
その後、電話機に電話ケーブルを接続し、端子ボックスへ接続します。端子ボックスは、主装置に接続します。
そして、主装置そのものは、電話回線に接続しましょう。主装置の電源を入れれば電話がつながります。
この自分でつなぐ方法は、あくまでイメージです。その接続の仕組みを理解するのにお役立てください。
工事業者でないと設置が難しいケース
新設でビジネスフォン設置が必要な場合
新設でのビジネスフォン設置は、主装置と電話機の接続の他に「電話回線の配線」が必要になります。この配線を適切に行わないと、断線などによる電話機の故障やトラブルにつながります。そのため、新規でビジネスフォンを導入する際は工事業者に設置工事を依頼する必要があります。
引っ越しによるビジネスフォン設置が必要な場合
こちらも、基本的な流れは新設での設置と同様です。回線工事や電話機接続のための電話工事が必要となります。新規設置同様、工事業者に依頼することをおすすめします。
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