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NTTではひかり電話を利用したひかりクラウドPBXが提供されています。このは、昨今推奨されている企業のテレワーク推進を後押しするサービスです。
本記事では、ひかりクラウドPBXについてご詳細させていただきます。 これからクラウドPBXの導入を検討している方は、
ぜひ参考にしてください。
ひかりクラウドPBXとは?
ひかりクラウドPBXは、クラウド上で従来のビジネスフォンやPBX機能を利用できるサービスです。クラウド上にビジネスフォン・PBXの主装置を設置しているので、省スペースでご利用いただけます。また、スマートフォンやiPhoneなどを「内線」として使えるので、外出時やテレワーク時の「会社宛の入電対応」や、「従業員間の通話を内線通話化」など業務効率化やコスト削減も実現可能になります。
ひかりクラウドPBXを利用するには?
ひかりクラウドPBXを利用する為には、NTTが提供する「フレッツ光ネクスト」、「フレッツ光ライトプラス」、「フレッツ光ライト」のいずれかのネット回線の手配が必要になります。※ひかりクラウドPBXは「フレッツ 光クロス」では提供できません。
また、電話回線側は、フレッツ光のオープションサービスの「ひかり電話オフィスA(エース)」、「ひかり電話オフィス」の手配も必要です。
ビジフォンドットコムでは、フレッツ光や、ひかり電話などの手配が可能です。
ひかりクラウドPBXのメリット
スマホを内線として利用できる
会社支給のスマートフォンやiPhoneを内線としてご利用いただけます。その為、従来のビジネスフォンの様に電話機を購入するコストかかりません。
また、スマホを内線通話として使えるので、事務所と従業員間の通話などの通話コストが無料になります。
複数拠点への導入でコスト削減ができる
先ほどご説明した「スマホを内線として利用できる」にも少し似ていますが、複数拠点間の通話も内線として使えるので、事務所間の通話も無料になります。オフィス内にPBXや主装置の設置が不要になる
クラウド上に「主装置」を設置するので、従来のビジネスフォンの様に主装置専用スペースを確保する必要がありません。また、主装置が不要となるので設置工事などの作業や費用も発生しません。ひかりクラウドPBXのデメリット
毎月コストがかかる
「ひかりクラウドPBX」は、月額料金が発生します。例えば「10IDパック」というプランがありますが、月額料金は11,000円となります。この「10IDパック」は、10チャネルまで利用できるプランとなります。
ひかりクラウドPBXの料金表
ひかりクラウドPBX | 単位 | 月額利用料 |
---|---|---|
10 IDパック | 1契約ごと | 11,000円 |
20 IDパック | 1契約ごと | 20,900円 |
30 IDパック | 1契約ごと | 27,500円 |
追加ID利用料 (31ID~999IDまで) |
1IDごと | 660円 |
この月額料金は利用する限り永続的にかかるものなので、長期的にご利用する場合、実はビジネスフォンの方が安いケースがあります
詳しくはNTT公式ページをご覧ください。
発信できない電話番号がある
ひかりクラウドPBXは、ひかり電話を利用したサービスになります。その為、端末毎に発信不可能な番号があります。事前にチェックしておきましょう。ひかりクラウドPBX 端末別の発信不可番号一覧
端末 | 発信不可番号 |
---|---|
IP電話機 | なし |
スマートフォン/タブレット | 110、118、119 |
ソフトフォン | 020、060、0140、0160、0170、0190、0310、0450、0610、0990 1から始まる番号(141、142、1111を除く) |
VoIPゲートウェイ装置 | なし |
音声品質が不安定
ひかりクラウドPBXだけではありませんが、クラウドPBXは、光回線を利用したサービスになる為、建物・通信環境により「音声が途切れる」、「ハウリングする」などの音声品質が不安定です。お客様対応など、重要な応対の際は注意が必要です。光回線の契約が必要
ひかりクラウドPBXは、光回線の契約が必要になります。近年コラボ光回線が提供されていますが、ひかりクラウドPBXは、「フレッツ光」の契約をしなければいけません。まとめ
ひかりクラウドPBXは、中規模から大規模企業向けのサービスには適していますが、小規模企業にはオススメできないサービスとなります。月額費用を抑えてクラウドPBXのご利用を検討されている方は、ひかりクラウドPBX以外のサービス導入を検討してみてはいかがでしょうか。
ビジフォンドットコムではクラウドPBX各種を取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。