2024.03.08

ナンバーディスプレイとは?仕組み・料金・利用方法を徹底解説!

目次

突然ですが、ナンバーディスプレイという機能をご存知でしょうか?
会社宛の電話があり、ビジネスフォン(オフィス電話機)の電話番号表示箇所に着信ナンバーディスプレイで電話番号を確認することはよくあります。
こちらの記事では、普段何気なく利用している「ナンバーディスプレイ」の仕組みや料金についてご紹介致します。是非参考にしてください。

ナンバーディスプレイとは?

ナンバーディスプレイとは、着信時にビジネスフォン(オフィス電話機)や、家庭用の電話機の「番号表示箇所」に電話番号を表示させる機能をナンバーディスプレイといいます。
ナンバーディスプレイを利用する目的としては、以下が挙げられます。

通話相手の電話番号を表示したい

通話相手の電話番号を事前に把握することで、トークスクリプトを変更したり、担当部署への取次業務がスムーズになります。

メモの手間を減らしたい

通話時に電話番号の確認の手間が無くなり、業務効率が改善されます。

迷惑電話を減らしたい

特定の迷惑電話番号を事前に把握しておくことで、迷惑電話の着信拒否などの対策ができます。
ナンバーディスプレイを利用する方法について、次のセクションにてご説明致します。

ナンバーディスプレイの利用方法と料金について

ナンバーディスプレイを利用するには、電話回線のオプションサービスを利用する必要があります。
基本的には、現在利用している電話回線の「キャリア」に連絡をすると契約手続きを案内していただけます。これから電話回線を利用する方は、事前にどの電話回線を利用するか?を決めておくと契約がスムーズです。
それぞれの電話回線毎のオプション料金を纏めましたので、是非参考にしてください。

ナンバーディスプレイの利用料金(月額費用と初期費用)一覧表

回線種類 月額費用 初期費用
加入電話・ライトプラン
(住宅用)
440円 2,200円
加入電話・ライトプラン
(事務用)
1,320円 2,200円
加入電話
(住宅用)
440円 2,200円
加入電話
(事務用)
1,320円 2,200円
ひかり電話 440円 2,200円
おとくライン(アナログ) 1,320円 1,100円
おとくライン(ISDN64) 1,980円 1,100円
おとくライン(ISDN1500) 19,800円 1,100円

※1回線/契約数毎に費用が発生致します。

ナンバーディスプレイのメリット・デメリット

ナンバーディスプレイのメリット

  • 着信相手の電話番号が分かる
入電時に着信番号がナンバーディスプレイに表示されるので、担当営業へ事前に知らせるなど通話対応がスムーズに行えます。
また、ナンバーディスプレイ表示された着信番号をメモすることもできるので、電話番号確認の手間を削減できます。
  • 着信履歴の確認ができる

通話終了時のうっかりメモを取り忘れても、ビジネスフォンの着信履歴で電話番号の確認できるので、メモの取り忘れを防げます。

  • 営業電話やいたずら電話をシャットダウンできる

決まった電話電話番号から、営業電話やいたずら電話がある場合、その電話がナンバーディスプレイに表示されるので、
電話に出る手間が省けます。

  • 電話番号に応じて着信させる電話機を分けることができる
特定の電話の場合は、特定のビジネスフォン(オフィス電話機)に着信させるなど、着信番号に応じた柔軟な入電体制を構築することができます。

ナンバーディスプレイのデメリット

  • 初期費用と月額費用がかかる
電話回線のオプションサービスを利用する場合は、電話回線に応じたオプション料金が毎月かかります。
ビジネスフォンのナンバーディスプレイ機能を利用する場合は、ビジネスフォンのナンバーディスプレイ機能の設置費がかかります。
※ビジネスフォンのナンバーディスプレイ機能を利用する場合は電話回線のオプションサービスは不要です。
※ビジネスフォンの中には、ナンバーディスプレイ機能が初実装されているタイプもございます。
  • ナンバーディスプレイに対応していないビジネスフォン(オフィス電話機)がある
ビジネスフォンの最新機種はナンバーディスプレイに対応していますが、
中古ビジネスフォンの場合、ナンバーディスプレイ非対応の機種もあるので注意が必要です。
中古ビジネスフォンを購入する場合は、ナンバーディスプレイに対応した機種を提案してもらうことをお勧めします。

ナンバーディスプレイの仕組み

ナンバーディスプレイの仕組みは、発信回線(通話相手)の「電話番号」や「携帯電話番号」の情報を通話前に契約者回線を通じて、情報受信端末(電話機やビジネスフォン)にモデム信号を送出します。
着信時に、情報受信端末(電話機やビジネスフォン)の情報受信アダプタが動作します。
その後、交換機からモデム信号が送信され、情報受信端末(電話機やビジネスフォン)の呼び出しが鳴ります。
この一連の動作がナンバーディスプレイの仕組みとなります。

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