2024.03.08

中古ビジネスフォンを選ぶ際に抑えるべきポイントを解説

目次

中古ビジネスフォンの価格はメーカーや使用年数によって大きく異なります。購入にあたり気をつけなければいけないポイントや、費用面の特徴を詳しく解説します。

新品・中古ビジネスフォンの特徴を比較

新品と中古の大きな違いといえば、まず費用が挙げられます。3台導入した場合で見てみると、工事込みの費用は新品だと17万円ほどですが、中古の場合は1万円程度で済み、およそ10~20倍の差が出る場合があります。
ビジネスシーンでは一気に大量購入することも多いかと思いますが、例えば20台導入した場合はさらに差が大きく、新品で60万円程度、中古は17万円程度になります。
このように、費用面では圧倒的に中古がお得ではありますが、中古品はリースができませんので、リースをお考えの場合は新品を使用することになります。次に、機能面に関しては新品でも中古でも、音声や、短縮ダイヤルや内線、保留、転送といったビジネスフォンとしての基本的な機能に大きな差はありません。
ただし、外出先から会社の電話番号で顧客に電話ができるリモートコールバックや、通話モニターといった比較的新しい機能は中古のビジネスフォンには搭載されていない場合があります。そして、耐用年数の面ですが、新品のビジネスフォンの寿命は約10年と言われ、法定耐用年数は6年です
そのため、その期間中は品質保証されます。中古の場合は新品に比べると、故障のリスクが大きくなるといったように、どちらもメリット・デメリットがそれぞれあります。

中古品を選ぶリスクも理解しよう

古い年式のビジネスフォンの場合、故障した場合に必要なパーツが製造中止になっているため、修理の際にパーツが揃わないといった可能性があります。
また、年式によって複数の電池式でのバックアップ方式となるため。最近のビジネスフォンのようにフラッシュメモリでバックアップをする機能がなく、停電などの場合に設定情報が全て消去されてしまいはじめから設定し直すといった事態に陥ることもあります。
中古品を導入する場合は、会社運営をしていくうえで必要な機能を事前にピックアップしておく必要があります。万が一選んだ機種に必要な機能が入っていない場合、オプションで搭載できることもあります。
工事が完了したあとでの追加となると、別途で工事費用がかかってしまう危険性がありますので、事前に確認しておく必要があります。