2024.03.08

ビジネスフォン導入で、企業経営のリスクが軽減?!

目次

近年増加する震災や水災害。いつどこで起きるか分かりません。企業経営者であれば、これらの大規模な災害が起きるたびに、いざというときの対策を入念に図ることでしょう。
BCP対策は、ビジネスフォンによっても行うことができるのをご存知ですか? 実は、災害時の業務への影響を低減させる機能のあるビジネスフォンがあるのです。

定期バックアップ機能で安心

ビジネスフォンの中には、システムデータや登録された電話帳データなどを定期的にバックアップする機能を搭載しているものがあります。オフィスの電話をインターネットを介して指定のサーバーに常時接続することで、サーバー上にシステムデータをバックアップしておくことができます。
また、常時サーバー接続により、システム障害が起きた場合も素早く情報伝達されるので、早期に適切な対応をすることができるようになります。
災害やトラブルが起きた際に、取引先や顧客の電話帳データや電話システムデータが飛んでしまうのは避けたいものです。災害時こそ、緊急連絡したい場合などもあるでしょう。
定期バックアップは、いざというときの備えとしてとても安心感があります。

緊急地震速報受信装置の接続で危険を回避

地震発生時には、できるだけ早くその情報を入手し、適切な対処を取りたいものです。
そこで、気象庁からの緊急地震速報を素早く受信できる装置をビジネスフォンに連動させることで、ビジネスフォンを警報機代わりにすることができる電話機の導入も、BCP対策となり得ます。
緊急地震速報が配信されると、ビジネスフォンから音声と光によって警報が鳴ります。すると、社員が迅速に対応したり、二次災害を防いだりすることが容易になります。

コードレスフォンでトラブル時に即連絡

倉庫など、遠隔の作業場を持つ企業であれば、現場の事故や作業員の病気、転倒・ケガなどが起きた場合、すぐに事務所などに緊急連絡される発報システムを導入することでも、BCP対策を行うことができます。
作業員は作業場に入る際、転倒時に発報する機能が搭載された携帯端末を携えます。もし作業中に何らかの事故が起きて転倒した場合、事務所内のパトライトが点灯。さらに内線電話機のファンクションキーに、倒れた作業員が持つ端末の番号が点灯するので、倒れたのが誰なのかがすぐに特定できます。転倒が素早く発見されることで、大きな事故や重体化を防ぐことができます。
このように、ビジネスフォンによってもBCP対策を行うことができます。ビジネスフォン導入の際には、これらの機能を持たせることも考えておきたいものです。