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固定電話を持っているだけで、会社のイメージや信用度が上がるというメリットもありますが、他にはFAX通信を行うことができるというメリットもあります。今回は、FAXを固定電話で活用するシーンや回線などをご紹介します。
固定電話はFAXを多用する職場ではまだまだニーズがある
メールなどのインターネットが発達している今、ほとんどの書類が電子文書化されていることから、企業間、社内間ではFAXによるやり取りからは離れてきています。しかし、取引先から注文書がFAXで届くといったような、従来から続くFAXでのやり取りが多い企業は決して少なくはないでしょう。また、社内でFAXを転送することが多いところもあります。このような企業では、ビジネスフォンはやはり固定電話であることが必要条件となるでしょう。
また、FAXを頻繁に利用する企業では、当然FAX通信費用をできるだけ削減したいというニーズは常日頃から存在することでしょう。
ISDNではFAXと同時に通話可能
FAXのやり取りが多い企業の場合、1回線につき1通話のみ可能なアナログ回線ではもたないところがあります。そこで多く利用されているのがISDN回線です。ISDN回線は、1回線につき、2通話分がついているので、電話を使いながらFAXの送受信が行えます。また、FAX番号を別の番号にも設定できます。
また、光電話であれば電話もインターネットも、FAXと共に使うことができます。この光電話のメリットは、通話料はもちろん、FAX通信費用もコスト減になること。電話とFAX通信の同時利用もできるので、今後、ISDN回線からの切り替えを検討するにはいい選択肢といえそうです。
FAXの利用が続く限り、まだまだ固定電話はオフィスに欠かせない存在といえそうです。ますますFAX利用がコスト減になるサービスが登場するのを期待して待っていましょう!