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着信数を増やすには、まずは主装置の基盤をチェック!
着信数を増やすには、使っている電話回線によって対応が異なってきます。電話回線はアナログ回線、ISDN回線、IP電話の3種類が主流です。これらの回線のうち、どれを利用しているか、また、回線の契約本数は何本なのかを確認しておきましょう。着信数を増やしたい場合、ただ単に回線契約数を増やすだけでは事足りません。なぜなら、ビジネスフォンの「主装置」と呼ばれる外線と内線、または内線同士をつなぐ機器は、増設可能な回線数が決まっているからです。
主装置内部には、電話回線を収容する基盤(ユニット)があり、ISDN回線用基盤、アナログ回線用基盤に分かれていて、契約している回線によって選択して使用します。すべての基盤が埋まってしまえば、ユニットをさらに一枚追装する必要があります。つまり、着信数を増やすためには、それ相応の主装置が必要になるわけです。
また、回線によって増やせる着信数が異なってきます。ISDN回線は1回線につき2通話分ついてくるので、1回線増やすごとに2通話分増やすことができます。また、IP電話の場合には、さらに多く着信数を増やすことができます。例えば、最大32通話分増やすことができ、発信・着信の両方、着信専用が選べるというプランもあります。
外線着信数を制限するには?
着信数を増やしたとしても、在席者が少ない時間帯や時期があるという場合には、電話に対応しきれなくなってしまう恐れがあります。そんなときは、一時的に外線着信制限をかけることもできます。外線着信数制限機能がついているビジネスフォンの機種であれば、外線着信を制限した状態をあらかじめ設定しておき、モード切替ボタンで切り替えるだけで対応することができます。例えば、着信数を1本に制限しているのなら、2本目以降は着信しません。この場合、2本目以降にかけてきた相手には話し中の音が流れます。必要に応じて外線着信数を変えるモードの切り替えを行って、業務効率化を図ることができます。
ビジネスフォンの着信数は、せひ効率的に増やしたいものですね。