2024.03.08

リースとレンタルの違い 昔はレンタルが主流だった?!

目次

ビジネスフォンを導入する場合、購入という選択の他にも、リースやレンタルという選択もあります。
このリースとレンタルについては、今では当たり前のように存在しますが、一昔前は様相が少し異なっていました。今回は、このリースとレンタルの歴史を見てみましょう。

ビジネスフォンはかつてレンタルが主流だった

古い電話機といえば、黒電話ですよね。この黒電話が登場した当時は、電話というものは特別で、電話機自体もとても高価なものでした。多くの電話機を必要とする企業では、すべてレンタルで電話機を利用していたといわれています。
その後、ビジネスフォンが民間で発売されるようになった時代には、購入という選択肢とリースという選択肢が出てきました。レンタルがリースに変わったといってもいいでしょう。
リースとは、リース会社に希望のビジネスフォンの機器を購入してもらい、その機器をリース会社から借りるものです。契約期間が満了すればその機器をリース会社へ返還します。このリースは、ビジネスで利用する機器では電話機以外でも、複合機などのオフィス機器でも広く利用されています。

現在主流のリース そのメリットは?

リースとレンタルは機器を借りて利用するという点で似ていますが、次の点で異なります。
リースはリース会社が新品を購入して賃貸借するもので、レンタルはレンタル会社が汎用性の高い製品を、自社の在庫から賃貸借するものになります。
また、リースは長期間の契約、解約不可、全額回収の契約条件が特徴です。一方、レンタルの利用期間は一般的に短期間から長期間まで対応しており、中途解約もできます
現在、企業の80%~90%がリースを利用してビジネスフォンを導入しているといわれています。
リースは、新品を購入資金なしで使用することができる点や、税金がかからないという点、リース料が期間中は一定であることから、予算の計上が簡単である点など実に多くあります。また、電話機の老朽化は避けられないため、一定期間に渡ってのリースで、入れ替えができるというメリットも。
これらのメリットの多さが、多くの企業にリースが活用されている理由といえそうです。