2024.03.08

【導入事例】本社と工場が一体化 着信が両方で取れるようになった

目次

工場にかかってきた電話を本社でも取ることができるよう、本社と工場のどちらも同時に着信を鳴らすことを実現したある企業があります。食品加工機械製造販売の会社で、従業員は50名という規模の会社です。
導入の目的からその内容、導入効果はいかなるものだったのかをチェックして、自社へのビジネスフォン導入にお役立てください。

■導入目的と導入内容

この会社では、以前、工場に電話がかかってくると、作業中などは完全に取ることができない場合があったそうです。このような状況を打破するためにも、新規ビジネスフォンの導入は欠かせないものでした。
また、拠点間の通話も多くなっていたため、IP電話を導入し、拠点間の通話料を無料にすることを検討しました。
そこで、ビジネスフォンの転送機能を使用し、工場へかかってきた電話を本社へも同時に着信させることができるようにしました。これはビジネスフォンの機能の一つである、ダブル鳴音転送機能を利用したものです。どちらかが電話を取ると、一方の電話は鳴りやむ仕組みです。
また、IP電話を導入することにより、拠点間通話や転送が無料に。さらに、担当者の直接呼び出しも可能になりました。

■導入効果

この事例の導入効果として、工場内で電話が取れないことが多々あり、機会損失やお客さんを待たせていたことなどの問題点が解決したことは、大きかったようです。さらに新しく契約したビジネスフォン向けの電話サービスによって、他拠点の電話機に対して、内線番号で直接電話をかけられるようになりました。これで利便性が非常に上がったといわれています。
経費としても、工場側については大幅ダウンが実現。電話をかけてきたお客さんを待たせることがなくなったことで、目に見えない効果もありそうです。
電話を確実に取るという目的のためではありますが、IP電話の導入自体もコスト減になり、功を奏したいい事例といえそうです。
ビジネスフォン導入時には、ぜひ参考にしたいものです。