2024.03.08

「マイライン」と「マイラインプラス」の違いって?

目次

「マイライン」について言及されるときは、決まって「マイラインプラス」という単語も登場してきます。このマイラインプラスは、どのようなサービスなのか、また、マイラインとどのように違うのかを確認しておきましょう。

電話会社固定サービス「マイラインプラス」と「マイライン」との違い

マイラインプラスを端的に言えば、「いつも同じ電話会社を利用できる」ものです。マイラインプラスを契約している状態で電話会社の識別番号をダイヤルしても、登録している電話会社のみの利用になります。
「マイライン」も、利用する電話会社をあらかじめ登録するものですが、他の電話会社の識別番号をダイヤルした場合には、その電話会社での利用が可能です。しかし、マイラインプラスでは、他の電話会社の識別番号をダイヤルしても、登録している電話会社のみの利用になります。
ただし、マイラインプラスを契約している場合でも、サービス解除番号「122」に続けて電話会社の識別番号をダイヤルすれば、登録されていない電話会社を利用することができます。災害などで登録された電話会社を利用できない場合に活用できます。

電話機のACR機能が作動している場合について

電話機によっては、ACR機能という電話会社自動選択機能がついているものもあります。このACR機能がついた電話機で、ACR機能が作動している場合にはどうなるのでしょうか。
マイラインを契約している場合、ACR機能が作動していれば、ACR機能が選択する電話会社につながります。
一方、マイラインプラスを契約している場合には、ACR機能が作動していても、登録した電話会社を利用することになります。

マイラインとマイラインプラスの料金について

マイラインやマイラインプラスを申し込む場合、登録料として800円(税別)が必要です。登録料は、電話番号ごとに必要になってきます。月々の利用料金などはマイライン、マイラインプラスどちらもかかりません。
また、マイライン登録料が不要になるケースもあります。それは、NTT116または窓口において、電話回線の新設や休止回線の復活を行う際に、同時にマイライン登録する場合です。

登録は、マイラインとマイラインプラスの違いをよく理解した上で行いたいものです。